本日は直実市民大学の講義の一つで「共に蓮の台に生まれんと願う」というテーマで熊谷直実公・熊谷蓮生坊についてお話をさせていただきました。
先代から引き継ぎ18年目となりますが、毎年有り難いご縁をいただき誠に感謝申し上げます。
お話は、直実公が一ノ谷の戦や領地境争議を経て出家されたことや『置状』や『譲り状』を証拠としてのその時期について解釈をお話しさせていただきました。
その他、東行逆馬、大原問答、名号横取り、上品上生の立願、予告往生などのエピソードをご紹介させていただき、熊谷さんの思いや願いについて私の思うところを述べさせていただきました。2時間弱の講義でしたので早口でお話ししてしまいお聞きづらいところもあったかもしれません。申し訳ございませんでした。
本日のお話をお聞きいただき熊谷直実公・法力房蓮生法師というお人について参加されたお一人お一人がそれぞれに新しい思いを抱くきっかけとなったなら喜ばしい限りです。参加者の皆さま、また公民館の担当の皆さま、ありがとうございました。