蓮生山熊谷寺

熊谷直実公生誕地、蓮生法師往生之地

「阿弥陀寺」

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約2分

  諏訪湖から霧ケ峰高原へと通じる道路に入るとすぐに入口を示す石碑が建っている。 狭くかなりの急坂を登るとちょっと開けた平地の駐車場がある。ここかと思うと、石垣風の嶽門(たけもん)という山門がある。 実はさらに急な坂を登った上に阿弥陀寺は建っている。この阿弥陀寺は平成5年に庫裡からの出火により本堂等主要建物を一塵に帰している。 この2年前、私は「浄土伝導学」という科目の研修でこの阿弥陀寺を訪れている。当時は参道は蛇行したまさに山道であり、 当然アスファルトも敷いて無かった。平成8年、信濃善光寺大本願の本堂であった「旧誓殿」を移築し、念仏道場としての再興を経たという。
 ここ阿弥陀寺は浄土宗寺院であり、正式には法国山阿弥陀寺という。慶長3年(1598)、 弾誓上人の開山であり、 本尊は本堂裏山の板状節理の岸壁がそそり立つ岩場の一坪ほどの岩窟(岩屋堂)に安置してある石造十一面観世音菩薩像であり、 開山当時はこの岩窟が念仏不断の道場であったということである。岩屋堂から臨む諏訪湖とその町並はまさに景勝といえるでしょう。
 境内には、鐘楼や麿崖の句碑、石仏が立ち並んでおり、信濃国三十三番観音霊場の第二十四番札所、 また伊那諏訪八十八ヶ所の内の二十一番札所となっています。
 最後に、阿弥陀寺の御詠歌を2歌あげさせていただきます。

唐沢や岩間に結ぶ観世音
 誓いの水は汲めどつきせじ

南無阿弥陀仏の御影瑠璃の地も
 ふみみるばかりこぼさざるなみ

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お念仏・詠唱の会


 毎月第三月曜日
 午後一時半から三時半

 皆さんで楽しくおしゃべりをしながら
木魚を叩き、お念仏を称え、仏法を学ん
でいく会です。
ご気軽にご参加ください。